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マナーの問題点

私達は、ルールやマナーが定められているからこそ、このような他人同士が接している社会を生きていき、日々の生活を送ることが出来ていると言えると思います。
しかし、世界の秩序を守るために設定されているルールや私達の生活に深い関わりがあるマナーなどには、有益な点があるのと同時に問題点なども多数存在しているものになっています。
例えば近年では、「マナーのマニュアル化」という問題が挙がっています。
これは、そもそもマナーというものはあくまでも「他者を気遣う」という想いを表すための手段の一つでしかないため、相手に不快な思いをさせないために個人個人が考えて行動するのが当たり前であると言えると思います。
しかし、近年ではこの他者を気遣うというマナーの根本的なものよりも、このマナーをマニュアル化することによって、このようなマニュアルに従って行動しているか否かによって、マナーを守っているか違反しているかを判断してしまう場合が多々あります。
例えばビジネス・マナーなどがこのような傾向が強いと言われています。
その結果、自分で考えるということをやめてしまい、「命令がなければ動けない」や「マニュアルに載っていないことに対応出来ない」などまるでロボットのような状態になってしまうという弊害が存在しているとされています。
このように、マナーというものは他者を気遣う気持ちを表すための手段の一つであり、それに従っているだけでは真の気遣いは出来ないと言えると思います。